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アンチック ムーラン ア カフェ
蚤の市 "バー"

オンデーヌの涙の滴のように輝くウラングラス。19世紀から愛されていました。
フランスで製造されたのは1915年まで、今では稀にしか見かけません。



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眠りの中に おぼろげに 歌声が浮かんでは消えてゆくようだ。
傍でささやくような声が聞こえてくる。
途切れとぎれのその調べは 何て悲しく、優し気なのだろう。
(Ch.Brughot;”2つの妖精”)


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囁くような歌声で、指輪を差出し 僕の指に嵌めるよう 
オンデーヌの婿となり、共にその城を訪ね 湖の王となるよう
嘆願しているのだが

人間の女性を愛しているのだと 僕が答えたので
怒って、嘆き、数滴の涙を流したあと
高い笑い声を挙げ、気を失って氷の泡となって消えてゆく。
その白い跡が 僕の 青いガラスの水面に 長い尾を引いている。
(Ch.A.Bertrand;”夜のガスパール”)